小児におけるB群連鎖球菌感染症ナショナルサーベイランス

よくある質問

Q1

対象年齢は何歳ですか?

前向き症例登録は15歳以下の症例が対象者です。保存菌株登録(後ろ向き症例登録)は年齢を問いません。
Q2

同一患者の複数の検体からGBSが検出された場合(血液と髄液、血培2セット、皮膚スワブと血液、など) どちらも送ってもよいですか?

可能な限り全てのGBS株を送っていただきたいです。もし1株のみを送る場合は髄液、血液などの無菌検体を優先してください。
Q3

菌株はどのように送付すればよいですか?

国立感染症研究所に送付する場合は法律に基づき、安全に病原体を輸送する必要があります。メールで連絡をいただいた後、速やかに全ての輸送関連資材、輸送に関する説明書等を送付します。説明書に従ったご郵送をお願いいたします。
Q4

郵送費用はどうすればよいですか?

郵送費用は不要です。Q3の輸送関連資材と一緒に着払い伝票をお送りいたします。
Q5

国内遠方地から菌株を送付する場合、空輸は可能ですか?

菌体の空輸は航空法で禁止されていますので、陸路(船便)を用いたゆうパックチルドを利用します。陸路であれば1-2週間程度で遠隔輸送が可能です。然るべき輸送培地を使用すれば菌株はこの期間保存が可能であるため個別対応いたします。ご自身の地域からの菌体輸送がどのような輸送方法になるか確認されたい場合には、問い合わせフォームよりご連絡ください。
Q6

外部検査会社に菌株がある場合どうすればよいでしょうか?

GBS検出の報告が検査会社から届きましたら、菌株を自施設に返却してもらうように検査会社に依頼してください。その際に、どのような形態(カジトン培地、血液寒天培地など)で菌株が返却されるのかご確認ください。その情報をもとに、輸送方法を提案させていただきます。
Q7

莢膜型の結果はどれくらいの期間で返却されますか?

国立感染症研究所に菌株が到着後、原則1週間以内に返却いたします。全ゲノム解析結果(MLST、耐性遺伝子、病原遺伝子リスト)については菌株到着後3-6ヶ月で返却予定です。なお保存菌株の解析は全ての結果を菌株到着後6-9ヶ月で返却する予定ですが、菌株数によって前後します。
Q8

各施設において倫理審査を申請する必要はありますか?

国立感染症研究所の一括倫理審査で承認されているため、基本的には各施設では倫理審査承認を取る必要はありません。各施設において倫理申請が必要な場合には、各施設における指針に従ってください。国立感染症研究所で承認を受けた申請書類一式は本ホームページの関連文書よりダウンロードできます。
(参考:https://www.niid.go.jp/niid/images/plan/rinri/regulation2022.pdf)
Q9

オーサーシップはどのようになっていますか?

各施設において、データをまとめて学会発表、論文発表等をしていただくことが可能です。その際には、事前に事務局にご連絡いただくようお願いいたします。事務局メンバーを共著に入れていただくことと、予算の記載をお願いいたします。また、研究事務局員が論文発表する際にはAcknowledgeあるいはSupplementary material に、一括倫理申請依頼でご提出いただきました研究責任者のお名前を記載させていただきます。
Q10

他のGBSに関する研究に参加している場合、本研究に参加できるのでしょうか?

はい、可能です。本研究は令和5年4月に新規に開始した研究です。そのため、他研究に参加されている御施設につきましても是非本研究にご参加ください。本件についてより詳細な情報を確認したい場合には、問い合わせフォームからご連絡ください
Q11

研究班の名称である「iGBS-Japan」の名前の由来はなんですか?

1つ目は「侵襲性GBS感染症(invasive Group B Streptococcus)のナショナルサーベイランス研究」であることです。2つ目はGenome Based Surveillanceの略であるGBSに、わたしたちが目指す3つの意味を示す「i」 (innovative: 革新的, initiative: 独創的, i=患者・家族への愛)を頭文字としてつけました。

その他の内容については問い合わせフォームよりご連絡ください。

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